こんにちは、エグゼクティブプロ講師の丸山です。 最近、医学部の再受験を目指す方から問い合わせが増えています。
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  医学部再受験する動機やバックグランドは様々ですが、「元々医学部志望だったが学力が伸びず、なんとなく別の学部に進学してしまった。しかし、医者になる夢が諦められない」や「現在医療職についていて、医師と接することが多く、自分も医師になりたいと思うようになった」といったケースが多いです。 医学部再受験は決して簡単なものではありません。医学部受験は全国の優秀な学生たちが1年ないし2年勉強だけにひたすら打ち込み、生活のすべてを捧げて挑む戦いです。仕事や家事などと両立しながらその激戦に挑もうというわけですから、時間的にも体力的にも制約の多い勝負になります。

医学部再受験は不利?

一般入試においても、現役・一浪の受験生に比べて、再受験生が有利になることはありません。医学部に入学し、医師となるといことは、長い期間を医療従事者のリーダーとして働くことが求められます。高齢化社会の進む現代では、医療の必要性は年々高まっているため、社会的ニーズを考えると若い人材を確保することは必然とも言えます。 確かに、医学以外の領域を修学した人材を積極的に採用する医学部もありますが、編入試験で入るケースが多く、一般試験においては再受験生が優遇されるということは考えにくいのが現実です。 裏を返せば、理工系などの大学を卒業し、なんらかの専門知識を持っている方は、編入試験においては有利に働くこともあります。

再受験に寛容な大学もある

大学側から再受験生に対して加点や減点をするといった対応を明確にしている大学はほとんどありませんが、入学者の割合などから判断すると、再受験生を嫌う大学もあります。 医学部によっては現役生を積極的に採る方針を明確にしている大学もありますので、こういった大学はどうしてもという理由がない限り、受験しないことをお勧めします。

しかし、再受験に寛容な大学もあります。全くもって再受験が不利という訳ではありません。

  記事の最後に再受験に寛容な医学部のリストをつけるので、そちらをご覧ください。 こういった情報を精査し、合格の可能性を高めることも再受験においては重要です。ネットの情報だけを頼りに右往左往し、時間もお金も浪費し、結果的に再受験を諦めてしまう方も多くいます。 もし、再受験で悩んでいる方はMEDUCATEに相談してください。豊富な医学部の知識持ったプロ講師陣現役医師があなたの医学部再受験をサポートします。

医学部再受験に寛容な大学

どこの大学が再受験生に寛容か、簡単にまとめましたので参考程度にご覧ください。

比較的寛容な医学部

【国立】

東京大学、山梨大学、信州大学、富山大学、岐阜大学、三重大学、奈良県立医科大学、滋賀医科大学、大阪大学、岡山大学、香川大学、徳島大学、九州大学、熊本大学、琉球大学

【私立】

杏林大学、帝京大学、日本医科大学、聖マリアンナ医科大学、金沢医科大学、藤田保健衛生大学、近畿大学、久留米大学

厳しくもなく、寛容でもない医学部

【国立】

北海道大学、東北大学、山形大学、福井大学、金沢大学、横浜市立大学、新潟大学、名古屋大学、名古屋市立大学、京都大学、神戸大学、島根大学、高知大学、大分大学、長崎大学、鹿児島大学

【私立】

岩手医科大学、獨協医科大学、東海大学、東京女子医科大学、愛知医科大学、関西医科大学、兵庫医科大学、福岡大学

比較的厳しい医学部

【国立】

旭川医科大学、札幌医科大学、弘前大学、千葉大学、東京医科歯科大学、京都府立医科大学、大阪市立大学、和歌山県立医科大学、広島大学、鳥取大学、山口大学、佐賀大学、宮崎大学

【私立】

埼玉医科大学、昭和大学、北里大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、大阪医科大学、川崎医科大学

厳しい医学部

【国立】

秋田大学、福島県立医科大学、筑波大学、群馬大学、浜松医科大学、愛媛大学

【私立】

東京慈恵会医科大学、自治医科大学、防衛医科大学、慶應義塾大学、順天堂大学、産業医科大学  
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【著者プロフィール】 maruyama 丸山 由朗 ( MEDUCATEエグゼクティブプロ講師 ) 上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒   大学在学中にブラジルへ留学し、その間に南米大陸を一人旅で巡った経験を持つ。現在、国語/世界史講師として活躍しているが、ポルトガル語も堪能である。また、古代中国に対する造詣も深い。

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