【現役医師が語る】出会いやきっかけで人生は変わる-1【医学部受験】
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ご無沙汰しています。現役医師 兼 千葉エリアチーフの山本です。
前回のブログで、とある
きっかけで受験に目覚めたというお話をさせていただきましたが、今回はその部分を少々掘り下げて行きたいと思います。
高校時代の悲惨な状況
なんとか高校進学を果たし、試験前には少し勉強をするようになった私ですが、部活は週に6日。自宅が遠く、部活後の帰宅時間は夜の9時になっていました。成績面でいえば、学年偏差値が50を超える科目が1つや2つ。全体成績では下位1/3といったところでした。時折学年全体で受験する模試では全国偏差値40ほど、、、
とても医学部受験を考慮するに値する成績ではありませんし、今自分が講師としてそのような生徒に出逢えば、まずは浪人を決意させることを念頭に置くと思います。
しかしながら、なぜか当時の自分を振り返ると、全くもって根拠のない自信がありました。
- 成績下位とはいえ、進学校に通っている。
- 小学校の頃は全国でも優秀だった。
- 今は勉強していないだけで地力はあるはずだ。
- センター試験は簡単と聞くし、9割くらい取れるでしょ。
とても大きな声で周囲にはいえませんでしたが、自分の中ではこのような考えが渦を巻いていました。
今振り返れば、なんて幼稚で浅はかな考えなのかと自分でも愕然とします。
最近、中高一貫校に通われているものの、勉強習慣が失われているという生徒様に関するお問い合わせを多数頂戴しておりますが、その中には一定の割合でこういった思考の生徒さんもいるように感じています。
今回は自分の過去を振り返りつつ、それを踏まえて今後生徒さんにどのような働きかけができるだろうか、といったことを考えて行きたいと思います。
偶然訪れた意識改革の瞬間
私は、仲の良かった先輩が勉強で苦しんでいるのをみて、「あれ、意外と受験って大変そうだな」と思い、某予備校のセンター試験同日模試なるものを受験してみました。
そこで、すべての科目が壊滅的な成績を叩き出し、ようやく現実を突きつけられたのです。
・・・この時点で高校2年生の1月、受験まであと1年。
ここから、私の高校生活は大きく変わりました。
どのように変わっていったか、そして、それが何を意味するのかは次回、お話しします。
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【著者プロフィール】
MEDUCATEエグゼクティブ講師
山本 修太郎
千葉エリアチーフ
現役医師(東京慈恵会医科大学医学部卒)
医学部在学中から医学部受験指導に携わり、「正確な理解に基づく正確な知識を」をモットーに、大手塾トップ講師として活躍。生徒一人一人と向き合うスタイルで白熱した授業を展開させ、生徒の実力を引っ張り上げる指導を行う。
医学部卒業後も医師として働きながら、MEDUCATE現役医師スタッフとして後進の育成に従事している。