こんにちは!MEDUCATEエグゼクティブプロ講師の大野です。 今回は数々の医学部合格を請け負ってきた医学部受験のプロ講師として、医学部受験における英語の勉強について、パートごとに市販されている単語帳や文法問題集、長文問題集の取り組み方・勉強法について話していきたいと思います。

医学部英語とは?

医学部の入試は、比較的短い時間に対して、分量の多い文章が出題される傾向にあります。医学部英語を対処するためには文構造、各単語の意味を正確に理解し精読力と速読力のバランスを取ることが非常に重要になってきます。 重要でかつ構文レベルの高い英文は精読が必要ですが、本文全体の7割程度の簡単な英文は『英文を前から訳し下していく』ように前から訳をすることが必須です。英文を都度、後ろから戻って精読してしまうと日本語に語順を並び替える分だけ思考が割かれるので、時間を浪費し、かなり非効率です。 試しに簡単な英文を前から語順通りに訳し出してみましょう。
This medicine has been considered effective in the treatment of cancer. この | 薬は | 考えられてきた | に効果的で | 治療 | 癌の
このように、英文を語順通りに判読する訓練を行ってください。 そのためにはまず、本文の場合だと下記の文法や単語の知識がついていないと逐一止まってしまいます。
① considerがhas been consideredという形になっているのは、第5文型(SVOC)consider A B 「AをBだと考える」が受け身になった形。さらに完了形が組み合わさり「AはBだと考えられてきた」。
② effectiveという形容詞はinという前置詞を後ろにつけて「~に効果的で」。
③「病気の治療」という場合にはtreatment of ~(病気)という形で表現。
  これらを瞬時に判読しながら留まることなく英文を訳し下していきます。

医学部英語の攻略ポイント

総じて医学部英語を攻略するために必要な能力は、

1. 絶対的な単語・熟語力

2. 文法、語法の深い理解を前提とした英文解釈力

  この2つが特に重要です。 今パートは、1. 絶対的な単語・熟語力について話して行きたいと思います。

単語の徹底的な暗記

僕がこれまで指導してきた中で、もともと英語が苦手でも最終的に難関医学部合格できた受験生のほとんどが、成績が大きく伸びた原因を単語の徹底的な暗記と答えています。 単語の暗記法は『チェック&リピート』これにつきます。 「ローマは一日にしてならず」とはよく言いますがこれは単語にも同じことが言えます。たった1日で単語力を爆発的に向上させる魔法はありません。日々の積み重ねが大事なのです。 そこで重要なのが繰り返し単語・熟語テストを行い、「どの単語をどの時期に何回間違えたか」を正確に把握することです。 漠然と単語帳を眺めていても、自分の知識の抜けに気付くのは難しいです。単語テストを繰り返し行い、間違える度にチェックをつけていく、そしてまた頭に入れ、時期を空けて、もう一度単語・熟語テスト…これを受験前日までひたすら繰り返すことが、単語力・熟語力を伸ばす一番の近道です。MEDUCATEでは、基本単語帳は5周するまで繰り返します。 このように単語・熟語の暗記1つにしても管理して日々の学習を進めるのは非常に大変です。MEDUCATEで正しい勉強法を学び、最短・最速・最効率ルートで合格へと近づきましょう!勉強法でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。 次回は、オススメ英単語帳を特徴・レベル別にお伝えします。
続きはこちら→医学部受験のプロが教える医学部英語勉強法 Part.1(単語編②)
 
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DSC_0919【著者プロフィール】 大野 雄介 MEDUCATEエグゼクティブ講師(英語) 上智大学外国語学部卒 大手進学塾での指導経験と合格実績を持つ講師。指導においては受験勉強における意識づけと計画性の重要性を説き、『緻密な計画に基づく勉強方法の指導』について定評がある。

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