こんにちは、エグゼクティブプロ講師の丸山です。

前回までに、医学部受験においても国語が重要なウェイト占めていること、そして春からやるべきことを述べてきました。まだ読んだいないという方は、ぜひご一読ください。

バックナンバー:
医学部受験における国語の重要性(その1/国語の占める割合)
医学部受験における国語の重要性(その2/国語力=自習力)
医学部受験における国語の重要性(その3/春から始めるセンター国語対策)

 

さて、今回は重要性を理解いただい上でセンター対策を春から始める時にオススメの参考書をご紹介していきます。参考書は受験のお供なので、結婚相手を選ぶのと同じぐらい大切です。実際に使って合格した生徒の声や、指導現場からの目線を踏まえて厳選した参考書たちなので、参考にしてください。

オススメ参考書(古文)

(古典文法)富井の古典文法をはじめからていねいに

古典文法の使い方や覚え方をわかりやすく説明してくれます。この一冊で助動詞「む」の使いわけや副助詞の訳し方、敬語の考え方と古典文法のコアとなる基礎を理解することができます。タイトル通り、「はじめからていねいに」解説してくれる一冊なので、古文を勉強したことがない人にもおすすめです。

古典文法のぐらつきは、古文読解のぐらつきにつながります。古典文法に自信がない人もぜひ読んでください。知識の再確認と基礎固めにつながります。

(古典文法)ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

「はじめからていねいに」を読んだだけでは、古典文法を使いこなすことはできません、このドリルでしっかり練習してください。このドリルにも、文法のポイントは載っていますがやや簡略化されているので、まずは「はじめからていねいに」でしっかり理解した上で取り組みましょう。完璧になるまで何度も繰り返してやる価値のある一冊です。

古典文法は「言葉のルール」なので、文章中でどう使われているかが大切です。このドリルを使って、1行程度の短い文章の中で実戦練習を繰り返し、古典文法を使いこなせるようにしましょう。

(古文単語)マドンナ古文単語230

説明がわかりやすく、ゴロやイメージなどを使って暗記しやすい仕組みになった一冊です。見出し語の数も230コとかなり厳選されているので、古文に対して苦手意識がある人にとっても取り組み易くなっています。また、巻末に付録として単語カードがついているので、いつでもどこでも気軽に暗記できるようになっています。

まだほとんど古文単語を知らないという方はこのレベルから始めてください。

(古文単語)読んで見て覚える重要古文単語315

多くの学校で教材として採用されている王道の一冊です。タイトルの通り、イメージ画像やイメージフレーズがついているので読みながら画像のイメージで覚える一冊です。語数も315コと必要十分な数が掲載されていますので、センターレベルの問題に取り組むにあたり、この語数は必ずマスターしてください。

 

(古文単語)古文単語565

マドンナ古文単語など300語〜400語レベルの単語帳を夏までに一通り仕上げ、秋以降にセンター過去問など挑戦していく時、並行して取り組みたい1冊です。超重要語の300語はしっかり原義からイメージを捉えた上で、500語〜600語レベルの難単語はゴロで覚えてしまいましょう。

 

 

(読解基礎)古文上達 基礎編

文法テーマごとに細かく項目が分かれていて、単元ごとに短めの読解がついている読解問題集です。動詞の活用1つずつから、『す・さす・しむ』『る・らる』といった助動詞のまとまりごとのに項目に分かれていて、各項目の文法まとめもついているため、読解演習と合わせて文法の復習ができる1冊です。

夏休み頃までに「古典文法基礎ドリル」と「はじめから丁寧に」で文法をマスターしてから取り組むことで、文法の復習と文章中での使われ方の理解に繋がり、効果が倍増します。

 

(背景知識)マドンナ古文常識217

古文独特の文化を背景知識と知っておくことで、読解がしやすくなるメリットがあります。その古文世界の常識を教えてくれる一冊です。古文の世界には、マナーや儀式、道具など独特の文化があり、現代日本にも残っているものもありますが、すべてが同じというわけではありません。時代と共に変わってしまっています。

この1冊を通読することで背景知識として古文知識を学ぶことができます。217個もそんなに多くありません。知識として知っておくだけで、読解の助けになるので、ぜひ取り組んでください。全く知らない世界の物語と、聞いたことがある話を読むのでは理解度が大きく異なります。

 

オススメ参考書(漢文)

(句形・重要漢字)漢文早覚え速答法

漢文でもっとも重要なポイントは、句形です。「使役形」や「反語形」などおおよそ10種類の句形に分けられ、覚えるべきパターンは80種類〜100種類とかなり限られています。この参考書は句形が句形ごとに覚えるべきポイントが明確に示され、「早覚え」の名に恥じない内容となっています。

この本が最初に出た時、この本の言う通りにするだけであまりにもセンターが簡単に解けてしまったため、センター漢文の傾向が変わったとまで言われた名著です。(傾向の変化にも、パワーアップ版になり、しっかり対応してます。)

さらに。重要漢字として92個の漢字が掲載されています。たった92個を覚えておくだけで、センター漢文の問1や問2で大きな威力を発揮するので、必ず覚えましょう。

(読解) センター対策 漢文問題集

センター形式で実戦できる1冊です。解説が非常に丁寧でわかりやすいため、センター漢文でどのような設問が問われるのか、自分になにが足りないのかをチェックすることに繋がります。

漢文が苦手な人は、「早覚え速答法」でしっかり句形・漢字をマスターし、この1冊で実戦力を高めてください。

 

 (読解)漢文道場

センター漢文で絶対に満点を取りたい方向けの1冊です。問題集のレベルは高く、私立文系や国立2次にも対応できます。基礎編・錬成編・実戦編の三部編成になっており、錬成編以降はかなり歯ごたえのある問題が集まっています。句形・漢字をマスターした上で臨みましょう。

問題のレベルが高い分、解説が非常によくできています。解説・全訳をしっかり読み込みましょう。そして、語彙チェック・句法チェックを用いて、知識を定着させてください。

このレベルが解けるようになれば、センター漢文には自信を持って臨めるようになり、短時間で満点を狙えるようになるでしょう。

参考書と問題集が終わったらセンター過去問!

上記の参考書・問題集が夏までに終わらせ、秋以降はセンターの過去問にチャレンジしましょう。

解くべき年度は2002年以降の本試験です。追試験は問題がやや難しいので、本試験を優先して取り組んでください。

目標解答時間は古文20分・漢文15分に設定し、慣れてきたら古文18分・漢文13分と徐々に時間を短く設定していきましょう。なるべく多くの時間を評論に割くためです。

センター過去問17年分解き終えたら、河合塾と駿台から出されているセンター実戦問題集も一通りやっておきましょう。それでも、まだ演習する余力・期間がある場合には、2002年以前の本試験と2002年以降の追試験に取り組むのが良いでしょう。

過去問や実戦問題集を解く中で、文法や古文単語、重要漢字に不足を感じた場合は都度文法ドリルや早覚え速答法で確認しておきましょう。間違えた問題や、知らなかった知識は一冊の参考書に自ら追記し、自分なりの参考書を作り上げていくことが大切です。

一見すると、膨大な量に思えますが、たったこれだけです。古文であれば、単語・文法・読解と取り組むべき参考書の数は多いですが、全部足しても厚みは、数学の黄チャート1冊分程度でしょうか。これだけでセンター高得点が狙えると考えれば、安いものです。

繰り返しになりますが、医学部受験においてセンターでの高得点は不可欠です。ぜひ春から計画的にセンター古文漢文対策に取り組んでください。今から積み重ねておくことが秋以降大きな力になります。

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【著者プロフィール】

maruyama

丸山 由朗 ( MEDUCATEエグゼクティブプロ講師 )

上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒

 

大学在学中にブラジルへ留学し、その間に南米大陸を一人旅で巡った経験を持つ。現在、国語/世界史講師として活躍しているが、ポルトガル語も堪能である。また、古代中国に対する造詣も深い。

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