近代看護教育の母と呼ばれるナイチンゲールの言葉を紹介する前に、ご存知の方も多いと思いますが、ナイチンゲールについて簡単に紹介します。

裕福なジェントリ(地主層)出身であったナイチンゲールは、幼い頃からフランス語、イタリア語、ギリシア語といった外国語から、数学、天文学、美術、音楽、文学に至るまで、素晴らしい教育を受け育ちました。しかし、慈善訪問の際に貧しい農民の悲惨な生活を目の当たりし、人々に奉仕する仕事に就きたいと考えるようになりました。

そして、家族の反対に押しのけ、看護士になることに決めました。当時の看護士は、各地で行われいた戦争で負傷した兵士の手当てを主としていたため、衛生状態が悪い環境で働く職業でした。そのため、ナイチンゲールのように裕福な家庭出身でかつ教育を受けてきた女性がつくような職業ではありませんでした。

クリミア戦争に看護士として従軍したナイチンゲールは、兵舎病院の衛生状態の改善に努め、「クリミアの天使」と呼ばれるほどの働きを見せました。その結果、兵舎病院の死亡率は約42%から約5%にまで減少したと言われています。

そんなナイチンゲールはこのような言葉を残しました。

We become what we think about.

-人は自ら思い描いたとおりの自分になる。

 

みなさんはどのような人生を思い描いていますか?

なりたい自分の姿は見えていますか?

合格して喜ぶ姿を考えていますか?

憧れのキャンパスで、充実した大学生活を送る自分を想像していますか?

人は自ら思い描いたとおりの自分になります。

逆に考えると、思い描かなければ、なりたい自分にはなれないのです。

豊かな人生を歩むためにも、自らの人生をしっかりと思い描きましょう。

 

 

We become what we think about.

-人は自ら思い描いたとおりの自分になる。

by フローレンス・ナイチンゲール

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【著者プロフィール】
丸山 由朗 ( MEDUCATEエグゼクティブ講師 )

上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒

大学在学中にブラジルへ留学し、その間にボリビア・ペルー・チリ・アルゼンチンを一人旅で巡った経験を持つ。現在、英語/世界史講師として活躍しているが、ポルトガル語の方が得意であるという噂がある。