大学院卒業後に医学部再受験にチャレンジし、見事国公立医学部に合格した井田先生(仮名)に特別記事を寄稿いただきました。全3回の第1回となります。医学部再受験を検討されている方必見です!


再受験で医学部って受かるものなの……?

みなさん、はじめまして! 私は、医学部を再受験して国公立大学医学部に合格し、現在在学中の者です!

この記事を開いてお読みになっている皆さんは、およそ私のプロフィールよりももっと核心を突いた部分が気になっているものと思います。

そう、それは……

「自分が再受験をしたとして、果たして勝算はあるのか……」

ということ。

この「3つの試み」シリーズでは、その点にフォーカスを当て、私の経験・プロフィールを交えながら、私が実践した方法論について、解説していきたいと思います。

このシリーズで解説する、再受験を決意する前にやっておくべき3つの試みとは……

・あなたの武器は何!? 自分の武器と医学部受験の親和性を見極めよう!

・今現在の学力にショージキに! 学力を客観的に知って、合格までの距離を測ろう!

・「自分を律する」ってなぁに? 「律する」ための普遍的メソッド!

自分の武器を自己分析! 再受験って実は全然不利じゃないカモ!

先に言っておきます。医学部再受験は、決して不利とは限りません。

むしろ、18歳以降に培った経験や知識、技能が、医学部再受験を現役生よりもずっと有利に運ぶ可能性があるんです!

そのことをこの記事ではお示しします。

 

さて、本題に入りましょう。

あなたには武器がありますか? これが得意といえるものってありますか?

……この流れでそんな質問をすると、「得意科目」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、そうとは言っていません。

例えば、「各地の駅の名前をいっぱい覚えている!」「書類づくりのスピードには自信あります」などなど。なんでも大丈夫なので、自分の武器を羅列してみましょう。

 

 

どうですか? 書ききれましたかね?

さて、それらの能力は、もっと根本的な部分では、自分の基礎的な能力に結びついているのではないかと思います。

例えば……

・各地の駅の名前をいっぱい覚えている→短期間で覚えたのであれば暗記力の高さを示唆している

・書類づくりのスピードに自信がある→情報処理能力が高い、あるいは文章慣れしている可能性が高い(その双方も)

と、エッセンスを抽出できるのではないでしょうか?

もちろん、「ちょっと自分の上げた武器を、こういう要素に分解するのって難しい」という人も多いのではないかと思います。

でも少なくとも、こういう自分の武器って、人生を積み上げるごとに増えていくのではないかと僕は考えます。

だから、再受験は普通の受験よりも大変だと悲観する必要はありません!

私は大学院の修士課程を修了してすぐの再受験だったのですが、少なくとも、、

・論文や文献に触れる機会が増えたので、文章を読む速度や精度が上がった(日本語・英語ともに)

・理系だったので常日頃から数式に触れていて、数式慣れは受験生時代以上!

・長期インターンで、ビジネスで有効活用されている方法論に少しでも触れることができた

あたりが、大学・大学院への進学によって得られた武器としてパッと上げられます。

 

人気記事:現役医師が考える多浪生が合格できない8つの理由【その1/基本計算能力、国語力が低い】

 

医学部受験に必要な強みってなに? 徹底分解!

さて、「自分の上げた武器を抽象的な要素に分解するのが難しい」という人は、先に結局どういう能力が医学部受験で求められるのかを見てもらった方が早いでしょう。

ここでは、医学部受験で特に重要な英語と数学で必要な強みを上げていきます!

(「その科目がもともと得意」みたいな要素は省いています笑)

英語で人と差をつけられる強み

・英語はまず何よりも文法の細々した事項や単語を覚える力が必要。なので暗記能力が高い人って、再受験を始めた段階では英単語がすっぽり抜けていても、伸びやすいですよね。

・でも、英単語の暗記って単純暗記でシンドイのも確か。でも、そんな単語の暗記を一日に何十単語、何百単語と行わなければ医学部受験は遠いといえましょう。それを乗り切る根性がある人って、やっぱり強いです!

・とはいえやっぱり入試英語は長文読解が勝負の大学が多いもの。結局文章の読解能力が高い人なら、ある程度単語を知らなくても意味は取れちゃったりします。

・ですが、いくら読めてもスピードが追い付かなければ厳しいということもしばしば。文章を読むスピードが速い人や、情報処理能力に優れている人ってやっぱり有利です。

・そうそう、よく言われる構文みたいなものって、論理的思考能力が高い人なら特に覚えなくても推論で意味が取れちゃったりしますよね。難しい文の和訳には重要な能力です。

数学で人と差をつけられる強み

・センター試験や私立の入試ではやっぱり計算能力が大事! 計算のスピードも、計算の精度もあると嬉しい要素に違いありません。

・でも、どんなに頑張ってもケアレスミスってなかなかなくせませんよね。ミスが少ない注意深さって実践ではかなり重要です。

・国公立の二次試験や上位の私立大学は記述式の問題が多く、やっぱり論理的思考能力がとっても大事。論理を積み上げた答案作成を求められるんですから、当然ですね。

・そして記述式の答案を書くなら、文章力も大事です。「数学で文章力?」って思うかもしれませんが、ちぐはぐな日本語だとバンバン減点されちゃいますよ。

・とはいえ論理がどうとかなんて難しくて無理!って人もいますよね? でも、私の知り合いなんかには「チャート式を丸暗記して合格水準まで持っていった」という猛者も……。言ってしまえば医学部受験の数学なんて、標準問題を解ければいいのです。標準問題を覚えきる暗記力とその暗記を乗り切る根性があればなんとかなるとも言えましょう。

あなたの強みは受験科目で求められる強みとマッチしていますか?

いかがでしたか? 英語や数学で求められる強みに該当する能力は、あなたの武器から抽出できそうでしたか?

例えば僕は、受験生時代は英語がさほど得意でもないと思っていたのですが、再受験時には大学・大学院生活で培った文章を読む力が色濃く反映されており、単語が抜けきっていたにも関わらず再受験を開始した時点でセンター英語の過去問(記述のみ)は190点得点できました。

明らかに、受験生時代より伸びていたんです!

なので、私の経験からすると、再受験は決して不利とは限りません。

他の受験生にはない人生経験から得られた、あなたの強みを生かしてください!

どうしても、強みと科目ごとに必要な素質を対比させるのが難しいという人は、例えば医学部受験を実際に経験している講師に依頼してみるなどの方法をとると、きっと捗ることでしょう!

・あなたの武器は何!? 自分の武器と医学部受験の親和性を見極めよう! 
・今現在の学力にショージキに! 学力を客観的に知って、合格までの距離を測ろう! 
・「自分を律する」ってなぁに? 「律する」ための普遍的メソッド!

続きは次回、お伝えします。


井田先生のインタビュー動画はMEDUCATEのYouTubeチャンネルで公開中!ぜひそちらもご覧ください!

MEDUCATE YouTubeチャンネルはこちら

 

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