こんにちは、美容外科・形成外科医 兼 ハイクラス家庭教師MEDUCATE代表の細井龍です。 今回は多浪シリーズ第6弾です。 まだ以前記事を読んでいないという方は、下記のリンクからぜひご一読ください。
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多浪生の特徴

1. 基本計算能力・国語力が低い(=解く、読むスピードが遅い) 2. 複数のタスクをこなすのが苦手 3. 頑固で自分のやり方を変えない 4. 予備校に真面目に通うことで成績が伸びると思っている 5. 自分流の勉強を続け、他人との比較や客観的評価を嫌う 6. 自分ができないことを認めない 7. すぐに言い訳をする 8. 親が金持ちで甘い

 

6番目は「自分が出来ないことを認めない」

ですね。

成績が全てを物語る

5番目の客観的評価を避けるというポイントにも通ずる部分はあると思いますが、概して、偏差値60ちょいくらいでイキがってしまっている子は浪人から抜けだせません。 中途半端な成績にも関わらず、「めっちゃ勉強してるんすよ」と自慢したり、自分より格下の友人に「俺はこうやったよ」などとアドバイスしたり、自己主張を繰り返している生徒がいると思いますが、そういった子は今後も大成することはないでしょう。   世の中は結果でしか評価をしてくれません。   医学部受験において偏差値60前後では下の下です。他人からの評価や視線、他人の動向などには目もくれず、一心不乱に勉強しているようでないと合格は厳しいです。周囲を確認するレベルにも至っていないのです。 医学部の面接で「おれこんな頑張ったんですよ!」と言っても、点数が足りなければ誰も聞き入れてくれません。社会に出ても同様です。成績というのは数値でしか図られないものなのです。 営業頑張っていても成績が平均以下、手術頑張っていても成功率が平均以下では、ただの凡才です。辞めたほうがよいでしょう。

成績を出す=発言権を得る

それくらいシビアな世界で戦っているという事を自覚しなければなりません。他人から良い評価を得たい。というのは皆持っている考えだとは思いますが、その気持ちは医学部に入ってから存分に発揮しましょう。 (医学部入ったら入ったで、超高スペックが必ずいますから、結局自分はちっぽけだと実感するんですけどね) 医学部合格を目指す以上は、A判定、B判定を出すまでは発言権がないものと自分を戒め、勉強するくらいの気概と気迫が必要です。これは自分に対するプレッシャーです。 塾講師のいう事をあまり聞かずに我流に走る生徒もいますが、「自分の考えは判定出してから言え」が成功への道です。 自分は単語帳は見て覚えられます。なんて言ってる偏差値50台の医学部受験生は本当に残念です。 D判定、E判定の子で正しい勉強法に則ている子を見たことがありません。つまり、成績が悪い子は頭のスペック以前にやり方が悪いのです。 今回はこの辺で。続きはまた次回に♪

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著者プロフィール】
MEDUCATE代表/形成外科医/マイナビ家庭教師医学部受験コース監修責任者 細井 龍 渋谷教育学園幕張高校−千葉大学医学部卒 千葉大学医学部在学中から医学部受験指導に携わり、他塾で全く結果の出なかった生徒を独自のメソッドを用いて医学部などの難関大に何十 人と送り込んできたカリスマ講師。某大手個人指導塾で最高ランクのプロ講師を務めてきた。 授業内容の濃さには他の講師とは一線を画すものがあり、情熱的でかつ理論的、効率的な授業を行う。精神論や脳科学的勉強法にも造詣が深く、具体的な勉強だけでなく、学習内容をどう効率的に自分の使える知識に昇華させるかを伝えることに重きを置いている。 医業の忙しさもあり、直接持てる生徒の数が限られてきたため、MEDUCATEを設立し、後進の育成と指導メソッドのマネジメントに従事し、他塾では行えない最高の教育環境を作り上げることを目指している。 2016年春よりマイナビ家庭教師医学部受験コースの監修責任者を務める。

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