こんにちは、美容外科・形成外科医 兼 ハイクラス家庭教師MEDUCATE代表の細井龍です。 さて、ご無沙汰していました多浪シリーズ。第5弾です。 まだ以前記事を読んでいないという方は、下記のリンクからぜひご一読ください。  
関連記事:現役医師が考える多浪生が合格できない8つの理由【その1/基本計算能力、国語力が低い】
関連記事:現役医師が考える多浪生が合格できない8つの理由【その2−1/複数のタスクをこなすのが苦手】
関連記事:現役医師が考える多浪生が合格できない8つの理由【その3/頑固で自分やり方を変えない】
関連記事:現役医師が考える多浪生が合格できない8つの理由【その4/予備校に真面目】

多浪生の特徴

1. 基本計算能力・国語力が低い(=解く、読むスピードが遅い) 2. 複数のタスクをこなすのが苦手 3. 頑固で自分のやり方を変えない 4. 予備校に真面目に通うことで成績が伸びると思っている 5. 自分流の勉強を続け、他人との比較や客観的評価を嫌う 6. 自分ができないことを認めない 7. すぐに言い訳をする 8. 親が金持ちで甘い

  今回の多浪あるあるは

自分流の勉強を続け、他人との比較や客観的評価を嫌う

ですね。

我流で猪突猛進するリスク

これは本当によくあることで、できない生徒ほど、自分を見つめようとしないんです。 具体的には、模試を良い結果だけ見て、悪かった際にはしまい込み、分析しなかったり、講師に我流の勉強法を直すように指摘されても、聞き入れずに、そのまま我流な学習を続けてしまったりすることです。 自分のテリトリー内で学習を完結させて、自分の学習方針や方法が正しいと盲信し、他人との比較を避け、内向きに勉強してしまっている状態です。 そして、成績が伸びていないのにも関わらず猛進し、入試寸前になって、成績不振の原因を突き詰めようとしますが、間に合わず不合格となり、浪人を繰り返してしまいます。

試行錯誤に客観性を

まず、2浪以上している時点で自分の分析力には自信を持たない方が良いです。自分を見つめなおし、第三者のアドバイスを取り入れながら、自分を変えていかないと医学部合格は難しいでしょう。 なぜか。 まず世の中に普遍的に完璧な勉強法というものはありません。それはプレイヤーが全員違うからです。個人の性格や特徴を踏まえた上で、その生徒に合うようにアレンジしていかなければなりません。 つまり勉強法を改善し、効率的に一個人の成績を伸ばしていくためには、試しては改善するを繰り返すトライandエラーがつきものなのです。 その際に、エラーかどうかを判断するためには、客観的な判断材料を使うしかありません。模試の結果や、有識者からのアドバイスもそれに含まれます。 積極的にそういった対外比較を取り入れていくことで、自分を正しく評価し、正しい方向に進み、無駄を省くことができるのです。 自分を見つめたくない気持ちは非常に分かります。人間は誰でも、これまで頑張ってきたことを否定されるのは嫌なことですし、あまりに厳しい現実が目の前にあることを認識すると、心が折れてしまう人もいるでしょう。 しかし、そこは乗り越えなければならないのが、医学部受験。今の自分は今の自分、これから正しく進んでいけばよい。としっかり割り切って、自分の位置を正確に確認し、これまでの成功事例、失敗事例を評価し、次の一手を定めましょうね。 もしこういったスパイラルに陥ている人がいれば、MEDUCATEが救います。 24時間365日、ご相談お待ちしております。
注目記事:【東京医科大問題から現役医師が読み解く】医学部受験における男女の違い その1
注目記事:【現役医師から見た】東京医科大学の不正入試問題【その2】
 
ランキング参加中! クリックお願いしますm(_ _)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

著者プロフィール】
MEDUCATE代表/形成外科医/マイナビ家庭教師医学部受験コース監修責任者 細井 龍 渋谷教育学園幕張高校−千葉大学医学部卒 千葉大学医学部在学中から医学部受験指導に携わり、他塾で全く結果の出なかった生徒を独自のメソッドを用いて医学部などの難関大に何十 人と送り込んできたカリスマ講師。某大手個人指導塾で最高ランクのプロ講師を務めてきた。 授業内容の濃さには他の講師とは一線を画すものがあり、情熱的でかつ理論的、効率的な授業を行う。精神論や脳科学的勉強法にも造詣が深く、具体的な勉強だけでなく、学習内容をどう効率的に自分の使える知識に昇華させるかを伝えることに重きを置いている。 医業の忙しさもあり、直接持てる生徒の数が限られてきたため、MEDUCATEを設立し、後進の育成と指導メソッドのマネジメントに従事し、他塾では行えない最高の教育環境を作り上げることを目指している。 2016年春よりマイナビ家庭教師医学部受験コースの監修責任者を務める。

相談toitel toiform