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必ず資料集を併用しましょう
サイエンスビュー化学総合資料
視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録
などで結構です。
資料集を併用することで視覚的にイオンや結晶、沈殿の色を暗記していきましょう。
常に一冊集中・凡事徹底
偏差値が50レベルであれば、
鎌田の理論化学の講義
福間の無機化学の講義
鎌田の有機化学の講義
を4月から2ヶ月で回します。もしこれらの本が自力で読んで理解できないようであれば、今年の医学部受験は諦めるか、家庭教師をつけて、即履修できる体制を整えてください。集団授業はどれだけ受けても進行が遅すぎて非効率です。
練習問題は、必ず間違えた問題にバツをつけて、全問暗記してください。
暗記用小冊子が巻末に付いているので、コピーをとり、緑マーカー・赤シートで自分用の暗記プリントを作成し、折りたたんで常にポケットに入れましょう。
これで、いつでもどこでもトイレでも移動中でも反復確認が可能です。
知識のインプットが終わったら
化学は問題演習を通じた暗記も非常に効率的です。問題集を完璧にしながら暗記事項を叩き込みましょう。
新標準演習は夏明けまでに3周は終わらせ、4周目以降はバツが付いている問題のみに取り組みます。
この時点で偏差値60前半は達成可能です。
最難関医学部志望の場合
首都圏国公立医学部、私立御三家志望の方は、化学の新演習+化学の新研究を使いましょう。
化学の新演習 化学の新研究
化学重要問題集でも良いですが、新研究との相性が悪いです。難易度は高いですが、周りがそれらを使用してくるので、知識負けしないように、最難関参考書で理論武装してください。
過去問は、模試の代わりだと思って時間を計って取り組みましょう。正直なところ、過去問よりも上記問題集の方が問題のクオリティが高いので、過去問に傾注するよりは上記参考書、問題集を完璧に仕上げることが近道になります。
センター試験は内容的には難しくないですが、答えの選び方や誤答の傾向など、ある程度練習しておかないと足元を掬われます。最低10年分の過去問、駿台、河合の模試問題集は必ず解いておきましょう。
化学はしっかりと履修すれば、最速で高偏差値まで持っていける科目です。むやみに授業を受ける必要はありません。自学ベース+質問対応でなんとかなります。
もし、化学の学習進捗に不安がある方はMEDUCATEにご連絡ください。