こんにちは、エグゼクティブ講師の丸山です。

二月も終わりに近づき、来年受験となる高2や中2、小5の生徒の問い合わせが増え、親御様との面談・カウンセリングの機会も多くいただくようになってきました。

勉強の強制の是非

多くの親御様が、特に中学受験に挑む小学生を持つ親御様が

『うちの子は勉強しろっていくら言っても全然勉強しないんですよ』

というお悩みを抱えています。

さて、ここで受験を控えた子どもを持つ親御様に考えていただきたいことがあります。それは、

あなた自身が子供だった時、親に勉強しろと言われて勉強しましたか?

素直に勉強してきた方だけが、自分の子どもに勉強しろという権利があると思います。自分ができなかったことを、我が子とはいえ、他人に強制してはいけません。ホームランの打ち方を教えられるのは、ホームランを打ったことのある人だけです。

私ですか?私は自分の子どもに勉強しろなんて逆立ちしても到底言えません。だって、自分が勉強してこなかったんですから、当たり前です。

『勉強しろ』と言う前に

ところが多くの親御様が勉強しろと言ってしまうんです。我が子が心配なお気持ちはわかりますが、結果ケンカになってしまっていませんか?

『勉強しろ』と言う前に、自分が子供だった頃を思い出してください。親から勉強しろと言われた時のあの気持ちを。そうすれば、いくら言っても勉強しない我が子の気持ちがわかると思います。

我の振り見て我が振り直せ

 

だからといって、『勉強しなくていいよ』というわけにはいきません。

なので、一緒に勉強しましょう。勉強といっても一緒に算数国語やろうというわけではありません。同じ時間を共有することが大切なのです。

これの究極形が下剋上受験・下剋上算数でお馴染みの桜井先生ですね。なんせ本当に一緒に勉強したのですから、頭が下がります。

子どもは思った以上に親の行動を見ています。特に自我が発達しきっていない小学生が、最も身近な存在である親から受ける影響は計り知れません。親の背中から子どもは学ぶのです。

山本五十六の言葉

人は命令では動きません。やりたくないことならなおさらです。

毎日毎日わけもわからず、旦那さん(奥さん)に『10キロランニングしなさい!』なんて言われたら、そりゃもう大げんかになることは火を見るより明らかです。

ところが、

『家族の健康のために、一緒にウォーキングしない?』

と言われたらどうでしょう?

まぁ確かに最近体力も落ちてきたからやってみてもいいかなと思いませんか。

我の振り見て我が振り直せ

まさか自分のことは棚に上げて、子どもには『毎日10キロランニングしろ!』なんて言ってませんよね?

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

(山本五十六)

まさしくこの言葉が表す通りです。

 

 

 

【著者プロフィール】

maruyama

丸山 由朗 ( MEDUCATEエグゼクティブ講師 )

上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒

 

大学在学中にブラジルへ留学し、その間に南米大陸を一人旅で巡った経験を持つ。現在、国語/世界史講師として活躍しているが、ポルトガル語も堪能である。また、古代中国に対する造詣も深い。

 

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