こんにちは、エグゼクティブ講師の丸山です。
さていきなりですが、「優先席」を英語で言えますか?
医学部志望のみなさん、「AED」が何の略称か答えられますか?
優先席は、「priority seat」
AEDは、「Automated External Defibrillator 」
なーんだ簡単じゃん。長文で出てきたらわかるから、覚えるほどじゃないな。AEDは単語帳に載ってないから、電気ショック的なやつだって覚えとけばいいでしょ。
と思ったあなた、日常生活レベルでライバルに差をつけられていることに気づいてますか?
最初の優先席の画像を見てください。よく見てみると、ちゃんと英語で書かれています。
英語は身近に溢れている!
グローバル化が進み、そしてオリピック開催に向けて、日本国内でも多く英語を見かけるようになりました。公共施設の看板・標識などには、100%といぅても良いぐらい英語でも表示されていると思います。つまり、身の回りには思った以上に英語で満ち溢れているのです!
例えば、自分が持っているTシャツには英語でなんと書かれていますか?
普段何気なく使っているカタカナ語は本来どのような英単語なのでしょうか?
ちょっと普段の生活から意識を変えていくだけで苦労せずに英語力を上げることができます。
聞いたことがあるのに知らない言葉
これは、私自身が浪人時代に痛感したことの1つでもあります。
浪人時代の10月ごろに受けた模試の長文でで「lease」という単語が出てきました。せっかくがんばって単語を覚えていたのに、知らない単語だった上ので調べてみると、「賃貸借契約」という意味でした。
そんなの覚える必要ない。文脈で判断すべき。
と思う方もいるかもしれません。
しかし、当時のテレビCMで、「トヨタレンタリース〜♪」で流れていた記憶がありました。
なぜ、口にしたことがあるのに意味を知らない言葉を調べようともしなかったのかと非常に悔しい思いをしました。
日常から意識を変える
それからは今でもテレビや雑誌などで知らない言葉を見かけたら、必ず調べることにしています。
今まで何となく使っていた言葉の意味が分かると、
へぇ〜、そういう意味だったんだ。
という気づきがあり、この気づきは記憶定着の強いきっかけになってくれます。
日常生活からちょっとだけ意識を変えることで、少ない労力で英語も国語も語彙量を増やすことができます。是非やってみてください。
それでは、最後に1日に1度くらいは目にしているであろう「
消火器」を英語で言えますか?
答えられなかった人は、身の回りに目を向けてみよう!
【著者プロフィール】
丸山 由朗 ( MEDUCATEエグゼクティブ講師 )
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒
大学在学中にブラジルへ留学し、その間に南米大陸を一人旅で巡った経験を持つ。現在、国語/世界史講師として活躍しているが、ポルトガル語も堪能である。また、古代中国に対する造詣も深い。