出身

東京学芸大学附属高校  

指導歴

1年

他に合格した大学

日本医科大学、東京慈恵会医科大学、防衛医科大学校

指導科目

【高校受験】英語/数学/理科 【大学受験】数学/物理/化学  

趣味

野球、カラオケ

自分が考える成功要因

自分はメンタルが弱いと周りから言われていて、自分でも認識していたので、下記の通り、今やらなければならないと自己暗示をかけて勉強していた。また、大学に入って自分のやりたいことを具体的にするために、大学のHPやパンフレットを毎日のように眺め、そのために勉強するんだと、勉強したくない自分を奮い立たせていた。自分の勉強へのメンタルをある程度コントロールできるようになっていったことが成功要因だと思う。

1年間注意していたことや後輩へのアドバイス

1年間の心がけとして 自分の高校は、自称進学校にも関わらず受験への勉強は全くやってくれなかったので一概には言えないですが、私は基本授業(自分の場合は塾の授業)が最も大事だと考えていました。授業の予習と復習をすれば問題集を解かなくてもある程度の網羅性はあると思います。その上で余裕のある人が他のことに手をつければいいと考えていました。したがって、1年間の心がけとしては、授業を何よりも大切にすることを常に意識していました。また、現役生は模試でいい成績がでないことは当たり前なので、そこに落ち込まず、出来たところと出来なかったところを自分で理解して、出来ないところをなくすことが大切だと考えていました。

生活習慣をどのように気をつけたか

私は、高校3年生の7月中旬まで野球部として活動していて、浪人生はおろか他の現役生に勉強量で勝てないのは分かっていたので、勉強している時としていない時のメリハリをつけようと考えた。具体的には、塾が空いている時間(基本的に朝9時から夜10時まで)は学校がない限り常時いるようにし、自習室では勉強のことしか考えない。そして家に帰ったら逆に勉強のことは考えずに休息をとり、睡眠時間は7時間以上確保する。そうすることで、家にいる時は勉強しないから塾ではやらなければいけないと暗示をかけ、より集中して効率の良い勉強ができた。

通学途中の過ごし方

上記の通り、塾や学校の自習室以外では勉強しないと決めていたので、スマホを見てニュースを見たり、ゲームをしたりと自分のやりたいことをしてストレスを解消していた。また、音楽を聴くことでリラックスしていた。

課題の取り組み方(勉強方法で気をつけたこと)

数学、物理、英語に関しては時間との戦いが全てだと考えていたので、それらの科目は全ての問題においてまず何分で解くべきか考えて、その時間以内で解くようにした。その後、時間無制限でもう一度考え直してこれ以上できないと感じたあとに解答を見るようにしていた。 暗記をする時や新しく何かを学ぶ時(特に地理や無機化学の知識などを入れる時)は音楽を聴いて、周りの雑音が聞こえないようにしたが、逆に問題演習をする時は絶対に音楽を聴かず、シャーペンの音や他人の呼吸などの雑音が聞こえるような受験会場と同じ条件で行なっていた。

模試に向けて気をつけたこと(模試前、当日、分析など)

模試はあたり数を多く受けてないので、全て本番だと思って受けた。しかし模試前だからと言って勉強法を模試に向けてしまうと計画が狂ってしまうので、勉強内容を乱さないように気をつけていた。模試後は全てのできなかった問題に対してもう一度時間無制限で解き直して、それでもできなかった問題をまとめていた。

過去問の実施状況

基本的に8月くらいから私立医大の過去問を解き始めた。 順天堂→慈恵を何年かずつで進め、10月末の防衛医大の入試が近づいたら、防衛医大の過去問も交えつつ順天慈恵を回していた。 日医は12月ごろに受けるのを決めたので、センターが終わってから少しと1月中旬の順天の試験が終わってから日医の試験までの一週間くらいで過去問演習をした。 順天堂大学: 2007年から2018年の12年分ほどは全てやり、物理と化学は問題傾向が特殊で、選択の誘導問題であり、その上時間がかなり厳しいのでもう5年分ほど解いた。2007年以前の英語の問題は、長文問題数が3つの年があったり、少し問題傾向が違ったりしたので、今と同じような傾向の長文問題を1長文ずつ10〜15分で演習のために解いていた。 東京慈恵会医科大学: 2012年から2018年の7年分全て 物理と化学はもう7年分ほど、慈恵の物理は日常生活に関するものや医学系のもの、まだ習っていない大学範囲を高校範囲で考えるものが出題されるため、たくさん問題を解いて、傾向になれるよう努めた。 日本医科大学: 2012年から2018年の7年分全て 基本的に国立の問題に似ているので、あまり日医に特化した勉強法はなかったが、国立の練習という気持ちで解いていた。 防衛医科大学校: 2013年から2018年の6年分の択一式(3科目90分のやつ) 記述式の問題はあまり解いてないです、問題傾向を確認した程度。防医は択一がとても大事と聞いていて、それだけをやって行ったら本当に通ったので、噂は間違いではないと感じています。 筑波大学: 2013年から2018年の6年分ほど全て 筑波に関しては、易し目の問題で時間もかなりあるタイプだったので、過去問をたくさん解くというよりは、普段の勉強を継続する形の勉強法が多かった。 それ以外に東邦大学医学部、東京薬科大学の英語は、メディカル系の英単語が多い、医学系の英文だったので各5年分ほど解いた センター試験に対しては、一度全ての試験問題に目を通したのが9月ごろ、10月末の防衛医大の入試が終わってから本格的に解いた。数学は各5年ほど、物理は10年ほど、化学は15年ほど、英語は7年ほどと追試の問題を探してあるだけ全て、リスニングは4年ほど、国語は問題があるだけ全て、地理は10年ほど センターの青本とか予想問題系は解いてない

本番当日に気をつけたこと

模試と同じように受けようと心がけた。休み時間には友達と話さず、携帯を眺めて基本ニュースを見たり、今までにまとめたノートを見たりして気を紛らわしていた。ただ受験に関する人の発言や解答などは頭に入ってこないようにして、そのためにイヤホンをつけて音楽を聴いていた。 また当日はトイレが混むと言われていたので、トイレの位置の把握していた。 また入試後について、各医学部予備校が出しているような解答速報はあまり見ないようにしていた。あまり自信のない受験が多かったので、合っているかもわからない解答速報を見て、落ち込むのはやめようと考えていた。