【医学部合格の極意】医学部入試に必要な数学を得意にするには?【その2】

記事執筆者

山口慶悟

こんにちは。前回は数学が苦手な理由のうちの「数学が嫌いだ」というものについての話をしました。

→その1はこちら

今日は

その2:考える力がない

について話していきたいと思います。

数学ができるようになるには、考える力というのは必要不可欠です。与えられた問題に対して正解を導き出す力がなければ数学の問題は解くことが出来ません。

どんなに問題の解き方や計算方法のパターンを覚えていても、入試問題にはどの解法で解けば良いかは書いていません。 あなたは自分が勉強で培った解き方の中から正しいものをピックアップして正解を導き出す必要があるわけです。

ここから先は基本的な解き方が頭に入っている前提で話させていただくのでそれが怪しいな、という方はこれから公開されるその3の記事をご覧ください。

考えるのに必要なのは「引き出し」と「時間」そして「方針の土台」

さて、ではその正解を導き出す力ってどうやってつけるの?というところですが、僕は結局のところ初見の問題を数多く解くのが大事なんじゃないかなと思います。 これはシンプルですが有効です。

問題に数多く取り組むことで初見の問題に対する意識の仕方(まず何をするべきか、方針立て)のトレーニングになります。つまり、問題を解く上での前半部分ですね。まずはこの「方針を考える力」をつけることが大事になってきます。

ここがしっかりとできるようになると、正しい解法から大幅に外れてしまうことが減り無駄な時間を減らすことができます。

また、正しい方針を立てておくと記述式の入試では部分点が貰えます。

さらに、問題を数多く解くと色々な解き方を知ることができ、問題処理能力の向上(行き詰まったように見える式でも実は正しい解法で、そこから解けることはよくあります、初見でもそこから正解を導き出せることはありますが知っているのと知らないのでは大きな差です)が見込めます。

つまり、基本的な解き方よりもさらに多くの解法、式の処理方法を知っておくことで考えるときに自分の使えるカードを増やすことができ、考えるために使う時間も増やすことが出来ます。問題を数多く解くことは直接的にも間接的にも考える力の向上につながるわけです。

また、考える時間を増やすために大事なのが計算を早くすることです。計算に時間がかかってしまっては考えつくものも考えつかないです。計算は1分1秒でも早く出来るように日頃からトレーニングを積みましょう。

そしてもう一つ、数学を考えて解けるようにする上で大事なことがあります。

それは、「問題を考えながら手を動かすこと」です。僕はこれがとっても大事だと思っています。 解法を考えるときに頭だけで解くより手を動かした方が、今自分が何を導くために何を解いているのかが整理しやすいです。数学が苦手な人はわからない問題が出てきたときに何もせずにひたすら頭で考えがちです。

面倒くさがって手を動かさないのは解放を見つける可能性のあるプロセスの放棄ですから非常に勿体ないです。問題に直面した時の「行動力」が解答できるかどうかに直結することを覚えておきましょう。  


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