記事執筆者


細井 龍

MEDUCATE塾長・現役形成・美容外科医。千葉大学医学部在学中から医学部受験指導に携わり、他塾で全く結果の出なかった生徒を独自のメソッドを用いて医学部などの難関大に何十人と送り込んできたカリスマプロ講師。医業の忙しさもあり、直接持てる生徒の数が限られてきたため、MEDUCATEを設立し、後進の育成と指導メソッドのマネジメントに従事し、他塾では行えない最高の教育環境を作り上げることを目指している。

 

医学部には医者の息子・娘が多いのか

これから医学部に入学しようと思っている人は実際、医学部に親が医者の人がどれくらいの割合でいるのか気になるところでしょう。

これは国立大学と私立大学で大きく変わると思います。

自分は上位国公立医学部を卒業していますが、体感的には3割程度は医者の子供だった印象です。開業医、勤務医どちらの子供もいましたが、やはり開業医の子供の方が着ているものや、住んでいるマンション、持っている車などを総合的に見ても、金銭的余裕を感じました。

私立大学の中でも差がある

私立大学ではこの割合は上がる傾向にあります。私立大学の中でも学費が6年間で2000万前後の大学と3000万を超える大学でもまた割合は変わってきます。前者を上位私立、後者を下位私立と呼ぶこととします。

上位私立医大は、国公立から落ちた生徒が多くを占めています。それゆえにもともと、金銭感覚としては国公立に進学を希望している生徒が多いです。私立の中でも安いところならばギリギリいけるけど、家計的には余裕はない。といった感覚の家庭の占める割合が多いです。

国際医療福祉大学は学費が全国でもっとも安い私立医学部ですが、奨学金制度が充実しており、奨学金を利用している生徒は4割近くいるようです(内部の生徒談)。それゆえに、一般家庭でも通学が可能なだけではなく、再受験での入試にも金銭的に広く門戸が開かれています。

このように、上位私立医学部は感覚としては、国公立に近しい方も比較的多く、サラリーマン家庭も多くいると考えられます。それでも、国立医学部よりは親が医者の割合は多くなり、4〜5割程度が親が医者の場合もあると聞きます。

 

 

学費と親の職業の相関性

一方、下位私立医大は顕著に親が医者の割合は上がります。学費が高くなればなるほど、親が医者の割合が上がると考えても良いと思います。

とある下位私立医大では9割の学生の親が医者です。と学校側が学生に公表したことさえあるそうです。というか、そこまで高額の学費を捻出してまで医者にするメリットは、開業しているクリニックや医療法人を子供を医者にして継いでもらったり、身内で医療グループを作りシナジーを生み出すことが一番大きいと思われます。

残りの1割は?と言われると、大体が経営者の家庭とのことです。自分の周りだけでも、不動産会社、建設会社や運送会社、おもちゃ会社の社長などのお子さんが同級生や先輩後輩にいました。由緒ある寺の息子なんてのも数人知っています。もちろん医学部の教授のお子様などもいます。

幼い時から、中学受験などにも、家政婦さんなどが関わり、しっかり教育を行ってきた家庭の話もよく聞きます。当然ですが、金銭的余裕は、潤沢な教育資金となります。当然ですが家庭教師、個別指導などを併用した手厚い指導が行われているようです。

代々、曽祖父から医者みたいな家系も実際いて、筆記の一次試験を通れば、二次試験はほぼスルーしてくれるのが下位私立大学の風潮です。(一次試験は裏口できません)

「一次試験さえ通れば、あとはなんとかなるので、先生、どうにかして欲しい。」

と下位私立医大卒のお父様から言われることはよくあります。これは生まれた家庭によるアドバンテージですので、自分としては存分に利用するべきだと思いますし、むしろそういったコネを使うことは推奨しますが、世間的には「裏口入学」として扱われてしまうのでしょうね。

いずれにしろ、生まれ持った環境は変えられません。そして必ずしも大金持ちの家に生まれた人が超優秀な訳ではありません。

むしろ、超裕福な家庭はハングリー精神が育ちにくいため、競争には向かない性格になりやすいような気がします(独断)。むしろ、自分で涙ぐましい努力をしなければいけない環境に生まれた人の方が、強い意志を持って自分の野望を達成しようという気持ちを持つ人が多いです。

現状がどうであれ、行動するのは自分であり、勉強は全員に平等です。もし自分の勉強方法に迷いがあるのであれば、YouTubeチャンネルをご覧になっていただき、MEDUCATEまでご連絡くださいね。

ちなみにツイッターでアンケートを取った結果は、こんな感じでした。
どこまで信憑性があるかはわからないですが、医者のご子息が多いことは確実なようですね!


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