こんにちは、エグゼクティブ講師の丸山です。
今日は、羽田空港に来ています。
この受験真っ只中の時、生徒をほっといて呑気に旅行でもいくつもり?
・・・違います。
実は今住んでいるところが羽田空港まで15分圏内なので、授業がない日には時々来ています。今日はどうしても「つるとんたん」のうどんが食べたくてランチがてらに来たのですが、予想以上の並び具合で諦めました。(20人以上ならんでいるとは、、、)
空港内のカフェもよく利用しています。ブログを書いたり、授業準備をしたり、もろもろの作業をしたりとなにかと集中できる場所の一つです。(この記事も到着ロビーのカフェで書いてます。)
環境の変化=脳への刺激
受験生のみなさん、そしてこれから受験に挑んでいく高2生や小5、中2のみなさんは、いつもどこで勉強していますか?自分の部屋?家のリビング?予備校の自習室?
みなさん、それぞれお決まりの場所があると思いますが、毎日毎日同じ場所で勉強していると、マンネリ化してしまい、ついダラダラしてしまう時があると思います。
そんな時は、思い切って場所を変えてみましょう!
いつもと違う椅子、いつもと違う机、いつもと違う環境で勉強すると新鮮な気持ちで集中できます。さらに”いつもと違う”ことで脳が強い刺激を受け、記憶が定着しやすくなるというメリットがあります。旅行などで訪れた街のイメージをよく覚えているのもこの為です。
五感をフル活用しよう!
かくいう私も浪人生時代、予備校の前に小さな川が流れていたので、土手沿いを歩きながら勉強していました。
幸い、地方の予備校なので人通りもほとんどなく。世界史や英語のテキスト片手に、一人でぶつぶつ言いながら、土手沿いやその先にある湖をひたすら歩いてました。(はたから見ると完全な変人ですね、、、)
今振り返ってみると、非常に効率的な覚え方だと思います。歩くことで全身を動かし、音読することで口と耳で覚え、新鮮な背景で刺激を受けながら覚える、まさしく五感をフル活用した勉強法だと思います。
書いて覚えるや声だして覚えるなど方法はさまざまですが、五感を使うことによって、記憶は定着しやすくなります。単に視覚的に見るだけよりも、他の感覚とリンクを作ることによって、より定着する脳のメカニズムを利用した形ですね。
MEDUCATEメソッドの中でも五感をフル活用した勉強法を紹介しています。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
太陽光も使う!
個人的には外を歩きながら勉強するメリットはもう一つあると思います。それは太陽光を積極的に浴びることができるという点です。
受験生の多く、特に浪人生は朝から版まで自習室に籠りっきりというパターンが多いと思います。外に出るのはお昼を買いに行く時だけ。
そうなるとなかなか太陽光を浴びる時間がありません。人間は太陽光のような強い光を浴びる時間が少ないと、気持ちが落ち込む傾向にあると言われ、日照時間が少なくなる冬だけうつ病に近い症状を発症する人もいると言われています。
外を歩きながら勉強することで、運動不足解消にもつながり、太陽光も浴びることができ、そして記憶にも定着しやすくなります!なんと、一石三鳥!
歩きすぎて疲れて眠くなるといったことがないように歩く距離には注意しながら、皆さんぜひ実践してみてください!
【著者プロフィール】
丸山 由朗 ( MEDUCATEエグゼクティブ講師 )
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒
大学在学中にブラジルへ留学し、その間に南米大陸を一人旅で巡った経験を持つ。現在、国語/世界史講師として活躍しているが、ポルトガル語も堪能である。また、古代中国に対する造詣も深い。