記事執筆者

丸山 由朗

上智大学外国語学部卒 モットーは、”勉強を通じて考える力を養い、共に学び成長する”

人気高騰!?ハンガリーで医学部に入るという選択肢

  医学部受験生の中で海外の医学部と聞いて、アメリカなどよりも「ハンガリー」という国を思い浮かべる受験生は少なくない。日本の大学進学を経ずに、高校卒業後直接ハンガリーへ進学する学生は年々増え、近年では毎年200人程度が出願し、100人程度が入学すると言われている。


日本人からすると馴染みの薄い東欧の国・ハンガリーの医学部がなぜ人気なのだろうか。

 

ハンガリーの医学部が人気の2つの理由

①入試難易度が低い

近年加熱している日本の医学部受験の難易度と比べると、ハンガリーの医学部は比較的容易と言える。筆記試験の難易度は、予備コースの理科系試験は、高校1~2年生の基礎レベルが理解できていれば、十分に対応できる難易度となっている。

②学費が安い

日本の私立医学部の学費が6年総額で約2,000万〜3,500万円である一方で、ハンガリーの医学部は約1,200万円程度となっている。現地での生活費(月10万円程度)を考慮に入れた場合でも、総額1,800万円程度となり、日本の私立医学部で最も学費の安い国際医療福祉大学(約1,850万円)とほとんど差はない。 この2点だけでもハンガリーの医学部人気が高まる理由は納得できるだろう。 途中、予備コースという言葉が出てきたがここで改めてハンガリーの医学部進学までの道のりを確認しておきたい。    

ハンガリーの医学部へ進学する

ハンガリーの医学部と言われているのは、デブレツェン大学、ペーチ大学、セゲド大学、センメルワイス大学であり、いずれも国立大学である。 ハンガリーの医学部に進学するためには、

⑴各大学が行う予備コースに入学し、1年または半年間ハンガリーで勉強したのちに医学部に進学する
⑵医学部(本コース)を直接受験する

のいずれかを選択するが、⑵の直接受験は英検準1級程度以上やTOFELiBT 61点以上の英語力が求められる為ハードルが高く、多くの受験生は予備コースから進学している。 予備コースでは1年または半年の間、大学進学準備として英語・生物・化学・物理などを集中的に学ぶ。大学の1年生から医学の専門的なカリキュラムが始まる現地医学部に備えた基礎学力が身に付く上に、現地での生活に慣れることができる。    

 

ハンガリーで医学を学ぶデメリット

ハンガリーの医学部へ合格する受験生の多くは18歳から20代前半であるが中には20代後半~30代前半の受験生もいる。医師を目指すための一つのルートとして確立しつつあるのかもしれないが、決してメリットだけではない。

デメリット① —勉強が大変—

当たり前の話だが、現地での授業はすべて英語で行われる。予備コースで英語の学習は十分にされるが、それでも授業についてくのは大変である。医学部の勉強となれば尚更である。1年から3年で基礎医学を、4年から6年で臨床医学を学ぶ大学がほとんどであるが、3年生まで進学するハードルが高く、留年する学生も多く、退学する者も少なくない。(3回の留年で強制退学となる。)

デメリット② —日本で医師になれないー

ハンガリーの医学部を卒業した場合、そのまま日本で医師になれるわけではない。日本の医師国家試験を受験し合格する必要がある。対策なしで受かる試験ではないので、相応の国試対策が必要となり、実質国試浪人状態で1年間過ごさなくてはならない。

このようなデメリットもあるが、絶対に医師になりたいという確固たる意志を持った者へはおすすめしたい選択肢のひとつである。勉強が大変ではあるが、英語で学ぶため、必然的に英語力が身につき、将来の医師としての幅が広がることは間違いない。得られる情報が少ない為、決断に踏み切れない受験生もいるだろう。迷った時には是非MEDUCATEに相談してほしい。    


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