医学部、無理じゃね…と思ってしまったそこのあなたに

記事執筆者

山口慶悟

浪人期に自分を見つめ直し、独自の勉強法を身につけたことで偏差値が大幅に伸び、筑波大学に合格。MEDUCATEの筑波チームの中心として、的確なアドバイスと懇切丁寧な指導を行う。

この記事を見てくれている皆さんの中には、「将来医者になるために医学部に入りたい!」と思っている方も少なくないと思います。

しかしながら、やはり医学部に入るためには高い学力が必要であり、自分が医者の卵になることは簡単なことではありません。

合格目指して受験勉強をしている時に、どうしても「自分じゃ医学部には受からないんじゃないか…」果ては、「自分は医者に向いていないんじゃないか…」と考えてしまうこともあるんじゃないでしょうか?

今回はそんな風に後ろ向きな気持ちになってしまった時の僕なりの「こう考えればいいんじゃない!?」というのを皆さんにお伝え出来たらな、と思います!

1: 「医学部、無理なんじゃないか…?」~悩むことがあるのはみんなも同じ~

そもそも医学部が無理だと思ってしまうことはよくあることです。医学部は最難関学部です。弱気になってしまうのは皆さんだけに限ったことではありません。自分は受かる!!と受験期にずっと思い続ける方が無理な話です。

なのでそれよりも、そう思ってしまった時に早く立ち直るすべを身につけましょう。時間を決めて好きなことをしたり、とりあえず寝てみたり…。無駄に思えるかもしれませんが、案外スッキリします。気持ちを切り替えずに嫌々勉強する方が、内容が頭に入らずよっぽど無駄になってしまいます。結局のところ苦にならずに効率のいい勉強をしていくことが、合格への近道なのです。

2:「どうして医者になりたいの?」

皆さんはこう聞かれて、即答できますか?

医者になりたい理由は人それぞれです。親が医者だから、命を救ってもらったから、名誉やお金のため…と答える人もいるかもしれませんね。

理由の良し悪しは置いておいて、「医者になりたい!」と強く思う気持ちはとても大事です。あなたが本当に医者になりたくて、それでも行き詰まってしまった時はまず、医者を志したきっかけを思い出してみてください。次に医者になった自分の姿を想像してみてください。そして、そのために勉強する自分の姿を想像してみてください。

出来ましたか?最後に想像した自分、なんだかカッコよくないですか?(笑)意識やイメージは思っている以上に人の能力に影響を与えます。目標に対する執着心を持つこと、自分自身に対して良いイメージを持つこと、それだけで皆さんの学習効率は何倍にもなります。無理だと思った学力差もひっくり返せます。

いかがでしたか?今回は自分が弱気になってしまった時の対処法を、精神面での「学習効率」の面の絡めて紹介してみました! 受験期のメンタルは「勉強時間」「学習効率」に強く影響します。高いモチベーションを持ってコストパフォーマンスの良い勉強をしましょう。

それができれば、あなたが医学部に入ることも決して「無理」なんかじゃありませんよ!!